内野聖陽さん、伊藤歩さん主演「ブラックバード」
みなさん、こんにちは、ゲストのgonomiです![]()
最近、とても夕焼けが美しいですね
「秋」を感じさせられます。
「Ikenobo花の甲子園2009」、今週末の東海地区から全国9ブロックでの予選が始まります。池坊ではまだまだ熱い
夏が続くのかな、と思っています![]()
さて先週末、私は大阪のシアタードラマシテイで「ブラックバード」というお芝居を観てきました![]()
主演は内野聖陽さんと伊藤歩さん。
内野さんとは「あかね空」で京ことば指導をさせていただいた時からのご縁で、関西でお芝居をされる度に伺っています![]()
お芝居はもちろん、お会いするのも久しぶりなので、とっても楽しみでした。
「ブラックバード」の内容を簡単に記します![]()
15年前、12才の女の子に対する行き過ぎた行為で有罪判決を受け、今は名前も住む場所も変えて人生をやり直した男性レイの元へ、ある日突然、一人の女性が現れます。それは、その「事件」の「被害者」であるウーナでした。
彼女は、ずっと同じ場所で暮らし、周囲から好奇の目で見られ、ときに蔑まされて「孤独」に耐えながら生きてきていました。
レイに対して、ウーナはこの15年間、また当時について話し始めます。その内容は……
見ながら、また見終わった後、本当に様々な解釈が喚起され、言葉を失ってしまいました![]()
レイとウーナは、第三者的には、「事件」の「容疑者」と「被害者」なのですが、本人達の間には、確かに「愛」が存在していたと感じさせられるのです![]()
(父の咲かせた鷺草です。本文とは関係ありませんが、とても綺麗なので・・・。)
先日は、南アフリカのセメイヤ選手を通し、「性別」という枠組みで人をとらえることについて書きましたが、今回も思わせられたのは、やはり一番大切であり見るべきは、本人達の「思い」ではないか、ということでした![]()
人間はあくまで既存の枠組や制度に物事を押し込め、それによって善悪を判断したり、白黒をつけたりしがちです。それは「既存」であるだけに、自分で考え判断する必要がないから「楽」だからではないでしょうか![]()
しかし、その既存に甘えすぎると、「既存」の枠に納まった人生しか歩めないようにも思います。
…などと改めて考えたのでした。
二人は普通に愛し合っていたのかもしれないのです![]()

ただ、40才と12才に純愛は存在するか、と言われると難しいところです。ましてや、自分がレイの友人でもウーナの友人でも、とても「純愛」とは思えないし、賛成もできないでしょう![]()
しかしその「純愛」の世界が、レイの現在の彼女の娘が登場した瞬間に崩壊するのです![]()
その解釈は人によって違うでしょう。
いや、本当にいろいろな解釈ができて、「あ~」と謎の嘆息を漏らしてしまったほどでした![]()
もし御覧になった方がおられたら、是非、その方の「解釈」を伺いたいところです。
「ブラックバード」を見て何よりも強く思ったのは、「役者さんって大変だな」ということです。
「あかね空」での内野さんの役名は「永吉」でした![]()
京ことばのアクセントを録音するために、何度も何度も台本を読み、また練習したので、今でも台詞の殆どは頭に入っています![]()
でも、私や母が接したのは、「字」の永吉でしかありませんでした![]()
それが内野さんが演じられると、「永吉」は、血の通った一人の人間になったのです。
役者さんとは、「字」に命を吹き込み、また存在しなかった「人物」を「人間」としてこの世に生まれさせるお仕事なんだな、と痛感させられました![]()
(戴いたピノの中に、ラッキーピノ、星形のピノが!これも本文と関係ないですが、嬉しくて幸せだったので)
この度、内野さんの演じられたレイ、また伊藤歩さんが演じられたウーナは、命を吹き込ませ、血の通った人間にするには辛すぎる経験を持った人物です![]()
自分の言葉として語るために、一人の人格を持った人間として存在させるために、どのようなことを感じられたのだろう、と思っていました。
などとしみじみしましたが、内野さんはいつもながら素敵で、本当に幸せになることができました![]()
ドラマでは秋から、坂本龍馬の役をされるそうです![]()
ブラウン管を通してお目にかかるのが楽しみだな、とニコニコ(ニヤニヤ?)しつつ、家路につきました。
素晴らしい芸術の秋の始まりです![]()











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